空の殻

ゲームの感想とか。

【PS4】ゲームプレイ日記 #9【Ghost of Tsusima】

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 今回はGhost of Tsusimaをプレイした感想を書いていきます。

  クリアした熱冷めやらぬまま、これを書いているわけですが、一本の大作映画を見終えたような心地です。前回も同じようなことを書いた気がしますが、こちらはグラフィックとオーディオも含めての感想になります。

 人間の肌の質感が非常に精巧で、かつ表情の再現も秀逸。本当の人間が演じていると錯覚するほどのグラフィックとモーションは、素晴らしいの一言でした。ゲームに優れたグラフィックはいらない、という意見も分からなくもないですが、個人的にはやはり綺麗な映像も楽しみたいと思っています。また音声面でも、設定で3Dオーディオを選択すると映画館のような臨場感を味わうことができます。没入感は私がゲームで重要視しているものの一つであるので、こういった点でも満足のいくゲームでした。

 色々と書きたいことはありますが、まずはなんと言っても物語と人物でしょう。武士として生きてきた仁が、蒙古を倒すために冥人として生きる。そこには数々の葛藤がありました。冥人としての行いにより、上手くいったことも、裏目となってしまったこともあります。そんな中で仁の出した答えは、多くの人から理解されない茨の道でした。印象的に残っている場面として、誉れでは民を救えないと志村に反論するところがあります。これこそ、彼が出した一つの答えであり、また、彼の苦衷を示しているところだったと思います。

 幼少期の彼は弱く、心優しかった。今でこそ、強く立派な侍となったものの、彼の本質は変わっていなかったのだと思います。武士にとって命よりも大切な誇りを捨ててまで、人の命を優先した。人の上に立つことよりも、人に寄り添うことを選んだ彼は、元々、武士には向いていなかったのかもしれません。

 一方で、武士としての生き方を優先する志村は、人の上に立つ者としてあるべき姿なのでしょう。そして、当時の価値観ではそれが当たり前で、誇り高き立派な人間だと思います。ゲーム内では、志村の葛藤も描かれており、どちらかが一方的正しいという押しつけをせずに、光と闇、それぞれ違う道を歩む彼らに対する敬意も感じました。

 とはいえ、やはり冥人として生きる道を選んだ仁に感情移入してしまうわけで、そんな彼と共に戦った仲間もゲームを進めるにつれて好きになりました。そして、覚悟はしていましたが、仲間たちが容赦なく死んでいったのは悲しかったです。ですが、悲しいと思えたのは、仁とその周辺の人物に魅力があったからだと思います。誰もが頑固で一筋縄ではいかないが、皆が”自分”を持っていたからこそ、そこに人間味を感じました。

 脱線してしまいますが、典雄は食糧難にもかかわらず、あの巨軀はヤバい。興奮したのりおを仁が宥めるシーンは笑うべきところじゃないのに笑ってしまいました。

 そして物語の最後では、ある重要な選択がありますが、これもまたよかったです。そこに至る過程は悪く言えばありきたりで、こうなるんだろうな、と早い段階で予想できてしまうものでした。しかし、誉れよりも目先の人の命を優先してきた仁に対する問いかけという形は、そこに陳腐さを感じさせなかったと思います。冥人としての自分を貫くのならば、どれほど恨まれることになっても彼を生かす道を選ぶでしょうし、最も大切に思う彼を尊重するのなら、その望みを叶えるでしょう。仁という人間の最も近しいところで、すべてを見てきたプレイヤーに結末を託すというのは上手いなと思いました。私は、仁という人間なら迷い苦しみながらも後者を選ぶんだろうなと思い選択しましたが、他の人はどっちを選ぶのかというのも興味があります。何パーセントの人がどっちの選択を選んだかという統計も可能なら見てみたいですね。

 全体を通して、言葉遣いやら生活様式やらに少し違和感はあったものの、外国人が描くよくあるSamuraiではなく、侍であったことに感動しました。

 ゲーム性についても特に不満はなく、最後まで楽しくプレイできたことも大きかったです。私はアクションが得意ではないし、それこそ、一年以上そういったゲームに触れてきませんでしたが、それほど苦労することはありませんでした。忙しくて中々続けてプレイすることができませんでしたが、一週間空いても操作を忘れずにできるくらいには単純なのもよかったです。

 難易度は難しいでやりましたが、ちょうどよかったんじゃないかと思います。初めの頃は死ぬことも多かったですが、中盤以降は仁の成長と、自分が多人数相手の戦いになれたこともあり、死ぬことはかなり少なくなっていきました。途中でアップデートにより、難易度に万死が追加されたため、ボス戦のみ、すべて万死でやりました。バグかはわかりませんが、かすり傷では仁が一発で倒れなかったため、一発もらったら体力が残っていてもやり直しという縛りを課したところ、結構歯ごたえがあってよかったです。ただ、やはり多人数相手よりも一対一の緊迫した戦いが好きなので、欲を言えばもっと一対一の戦いを増やして欲しかったと思います。蒙古側にコトゥン・ハーン以外の猛者が何人か用意されていたら最高だったかもしれません。

 また、人相手だから仕方ありませんが、相手がすぐ壊れて倒れてしまうので、敵にもっと耐久力が欲しかったところです。あまり耐久力が高いと現実離れしてしまうので、今くらいが丁度いいんですかね。

 トロコンまでやる時間はありませんが、もう少しこの世界を楽しみたいと思います。

 

 今後、ブログの記事内に動画の埋め込みとかもやっていきたいと思っているので、テストがてらボス戦の動画を埋め込んでみました。

 深刻なネタバレのため、未クリアの人はスルーしてください。

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