空の殻

ゲームの感想とか。

【電子工作】#1 植物育成ライトの自作日記

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 パワーledを使って植物用のライトをつくりました。その過程を恣意的に残しておこうと思います。

 初めに注意点として、私は大学や職場で電気や情報系を専門にしておらず、完全な素人です。そのため、記事に何らかの誤りがあり、それによって損害を被る人が現れるといけないと考えているため、詳細なつくりかたやプログラムは載せておりません。これは次以降の記事でもおそらく同じだと思います。

 ライトをつくった理由についてですが、単純に花を育てたかったからです。疲れて帰宅したときに彩りが少しでもあれば、と思って栽培を決めました。しかし、ここで大きな問題が……。

 「おめーの庭ねぇから!」

 はい、おとなしく部屋の中で育てましょう。ガーデニングとか憧れますけどね。ベランダは虫が来ることを嫌ってやめました。部屋の中で栽培するとなると日当たりの問題がありますが、中々解決が難しかったため、じゃあライトをつくればいいじゃん、という帰結に。普通は配置考えたり、市販のライト使いますけどね。

 制作にあたって、下記のサイトを参考にさせていただきました。

 http://akiracing.com/2017/05/31/plant_growth_lightning/

 上記のサイト通りにつくるのもぞっとしないと思い、設定した時間に自動でオンオフができるようなつくりにしました。リアルタイムクロックで時間を取得し、Arduino互換機でリレーの切り替えをするような回路とプログラムにしています。プログラム部分を書き換えれば時間の設定も簡単に変更可能です。現在は、朝の6時になるとライトが点灯し、夕方の6時になると消灯するように設定しています。

 当初、RTC用の電池も付ける予定でしたが、サイズを考慮していなかったという私のポンにより、必要ないと思ったのでやめました。

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 パワーLEDを放熱板とドライバにはんだづけして基板に装着。LEDは中心に青1つ、周囲に赤8つの構成にしてあります。

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 パワーLEDと放熱板の間にグリスは塗ってありますが、予想以上に発熱があったため、バットに取り付けることに。バットは何年か使って捨てる予定だったものを再利用しました。正体不明の粘り気があったので、念入りに洗浄してあります。バットの取り付けには、これまた不要になっていたスマホのアームスタンドを使用。私はなんて地球に優しいんだろう。そもそも不要になるようなものを買わなければいいのでは?

 バットに穴を開けられるような立派なドリルがなかったため、両面テープタイプのスペーサを使ってます。何かの拍子に外れてショートしそうで怖いので、後々何らかの絶縁処理をしたいと思います。やっぱりボール盤がほしくなりますね。くっそ邪魔だし、うるさいし、苦情くると思うけど。

 それではライツアップ! バルス!!

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 そのままですと、ポリゴンくんが謂われのない非難を受けそうなまぶしさのため、周囲をダンボールで囲いました。こんなところでAmazonさんのクソでかダンボールが役に立つことに。やはりAmazonさんは神。

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 以上で、植物育成ライトは完成です。今回、回路設計から自分でやりましたが、うまくいって胸をなで下ろしています。実は、Arduinoを趣味で少しいじったことはあるものの、今回のように電子工作として何かをつくるというのは初めての経験でした。最近、わかば*ガールのOPかってくらい初めてのことをしてばっかりですが、やはり新しく何かに挑戦してみるというのは楽しいですね。

 ナデシコの種を植えると、さっそく芽がでてきました。下の写真は発芽後6日目のものになります。このまま無事に綺麗な花を咲かせてくれることを祈っています。

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